体が覚えている記憶

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なんだか、ここ最近落ち着かない

心がザワザワする

夫がこの世を去った日が近づいてくる

体は、忘れているつもりでも

心がちゃんとそのことを覚えていて

体の反応として現れるのだろうか?

もう 過去のことなのに、

体の細胞が、正確な時期を覚えていて、その時の状況を、再現しているのだろうか?

いてもたってもいられなくて、じっとしていられない気分だ。

 

「命日反応」 

「命日反応」というのは、大切な人を亡くした命日が近づくにつれ、不安な念や後悔の念が湧いてきて、気持ちが落ち着かなくなるという、身体の自然な反応です。

命日が近づくにつれ、普段よりたくさんの、故人への気持ちが湧き出るかもしれません。

「なんであの時、そばにいてあげられなかっただろう」
「なんでケンカしたまま、謝らずにお別れしちゃったのだろう」
「どうして、私を置いていってしまったの?」

様々な、悲しみ、怒り、後悔の念が湧いてくるかもしれません。

また、そんな感情を持つ自分に対しても、さらに別の感情が湧いてくるかもしれません。

命日にこのような感情を引き起こされることは、大切な人を失った方なら誰しも起こり得ることで、決して異常な反応ではありません。また、一定の月日が経ったら亡くなるというものでもなく、1〜2年で反応が無くなる方もいれば、数十年続く方もいます。

それは個人差なので、命日反応がずっと続く方が「弱い人」や「悲しみの大きい人」で、無くなる方が「強い人」や「悲しみの大きい人」というわけではありません。

いつもとは違う自分になってしまった時、動揺してしまった時は、そうなってしまう自分を認め、許し、受け入れてみても良いかもしれません。

悲しんだり、怒ったりして良いんです。泣きたいなら泣いて良いんです。だってそれは、自然に湧いてくる感情なのだから。自分にとって、それだけ大切なものを失ったのだから。

もし、仕事中や運転中に、ふと強い感情が襲ってきたら、少し休んで、ふぅっとため息をついたり、深呼吸をしたり、(環境が許せば)叫んだりしても良いかもしれません。

「こうすれば良い」という決まった答えがあるわけではないので、自分に向いたやり方があれば良いと思います。

湧き出てきた気持ちを、誰かに話したり、文章にしたりして、「言葉」に変えるのも、もしかしたら有効かもしれません。

 

2年前に夫が亡くなった当時は、茫然自失というのか、

目の前で起こっていることが、どこか人ごとのようで

それが、自分の心を守ることに繋がっていたのか、

夫を亡くしたという実感があまりなかった。

 

日にちが経つにつれて、夫のいない まぎれもない現実を、

実感してくるという感じだった。

 

亡くなった当時よりも、

2年経った今の方が、実感が伴って辛いような気がする

 

体中の細胞が、この時期を、しっかりと覚えていて

私を、ソワソワと落ち着かなくさせている。