心をサッと切り替える方法

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”今泣いたカラスがもう笑ろうた”

この言葉は、幼かった頃、よく祖母から言われていました。

小さな子供って、感情の切り替えが早いようですね。

 

悲しみ苦しみを引きずらないで、一瞬で笑い顔になればいいですね。

 

中村天風の教えの中に

安定打座という方法があります。

ある単純な音(ブザーの音や、鈴や鐘の音)を集中して聞いて、

その後の静寂を集中して感じることで、心の雑念を消すことができるというものです。

安定打坐の目的

通常、雑念や妄念にとり囲まれている心からこれらを取り除き、
「無我無念」(「心が肉体を思わず、また心が心を思わない」)を感得じることにより、魂の救済です。

人間の心というものは、放っておくと雑念妄念という塵や垢が生じて、心の鏡を汚してしまうから、いつもこれを取り除くように心がけないといけない。

安定打坐法では、ブザーの音をただ聞いていればいいのです。

ただし、ほかのことを考えていたのでは、何もならないので、一所懸命に聞く。

そうして聞いている時は耳が音に引きつけられて一心という
状態になり、音だけの世界になっている。

そこで、この音が、パッと絶えた瞬間に訪れる音の無くなった静かな世界、
これが「無声の境涯」

この音の絶えた瞬間が、「心が肉体を思わず、また心が心を思わない」という
絶対、無声の境涯に、心が入っている。

これが、いわゆる「無我無念」と呼ばれる状態なのです。

心がこの「無我無念」の状態に置かれると、
人間の生命が宇宙本体の生命の中へ自然に引き込まれるように入ってしまうのです。


このように誰でもが、簡単に無声の境涯に入ってしまうのです。


ブザーの音を聞くことを何回も繰り返し、聞いていると、
最初は2~3秒であったものが、1分でも2分でも、思いのままに
無声の境涯に、心を入れておけるようになれるんです。

坐禅の究極の目的は、

「心鏡を払しょくして、煩悩を解脱せしめ、悟りを開く」ということですが、

安定打坐法を習慣化することにより、
健康にも恵まれ、仕事も順調にになり、
心が安定し、安心感で充実した人生がおくれるようになります。

最後に、中村天風先生の講和録より‥‥

人間の世界というものは、変化変転きわまりない。

どんな人間でも、血の通ってる、生きてる肉体をもっている以上は、
絶え間なく何がしかの病に襲われがちなもの。

また絶え間なく運命の波は、自分のほうで嫌でも、
むこうからもてあそびにくるもん。

そういうときに、肉体に生ずる変化や、運命に生ずる変転を
いちいち気にかけていたら、だいいち生きがいというものが少しもなくなっちまう。

生きがいがなくなるばかりでなく、生き通す力が弱っちまう。

だから、折あるごとに安定打坐を実行しなさい。

宗教的にいえば、神、仏の命のなかに自分の命をパッともって
いくという勢いで、哲学的にいっても、
宇宙本体の偉大なエネルギーのなかに自分の命をヒョイと
つけるのだと考えて、安定打坐をやってごらん。

そら驚くべき実績がある。
自分でも、これがほんとかと思うほど甦ってくるから。

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